保存療法が主体になりリハビリテーションが行われる。薬物療法では、座薬、貼付剤のほか漢方薬などが用いられる。最適な運動や日常生活動作などに関する患者への教育が行われる。
<痛みのアセスメント> 痛みは主観的なものであり、訴え方も様々で評価が難しい。痛みを訴える場合、痛みの強さ・性質・部位・持続時間を把握する。慢性疼痛は症状が軽いと医療者にとって軽く受け止められてしまうため、本人にとっては不安や動揺など精神的苦痛があることをよく理解し早めに対応することが重要である。
<痛みを緩和しながら適度な運動を促す> 慢性疼痛の為に過度に安静をすることで廃用症候群になる危険性もあるため十分に計画された運動訓練を治療に取り入れると、股関節や膝関節の変形性関節症の進行を阻止することができる。痛みが増す場合は安楽な体位を保ち、腰部はコルセット使用などで局所の安静を保つ。
<安楽な移動の為に環境に留意する> 股関節、膝関節の変形性関節症の患者は快適に座ることができ、安全に立ち上がることができるようにデザインされた椅子を使用すると良い。また転等防止の為、支えのしっかりした靴か、運動靴を使用し、仕事や身体活動を継続することが望ましいとされている。 |